伊達締め。芯の入れ方など。

ほとんどの和服一般は、最近の本にも作り方が載っているようなので
今日は、載っていなさそうな伊達締めの芯入れについてです。

伊達締めは安い物も売ってますから、あくまでも趣味で作りたい方や
思い出のある布地で小物を作りたい方向けです。




博多織の物は、生地がしっかりしていて芯は入れない仕様かなと思います。
薄い布を使ってご家庭で作る場合は、参考になるとは思うのですが、
材料費が少しかかりそうです。


仕立て方のポイントはほぼ芯入れにある。そうです。
三河芯 2枚
毛芯 1枚(これかな?:http://sewing-cominica.net/item/shohin01-04.html )
なければ本ネル(フランネル)の芯 1枚
新モス(綿モス)の芯 2枚
とにかく、皺にならないような芯を用意してください、とのこと。


袋帯って書いてありますけど、編集ミスっぽいです


図「い」のように、新モスの芯1枚に三河芯1枚を乗せ
その上に1枚の毛芯を乗せます。

そして図「ろ」のようにもう1枚三河芯をあて、動かないよう刺し縫います。
そして、またもう1枚の新モスを乗せて、全部で5枚の芯を重ねます。

これを端から端まで縫います。(点線部分)

次は図「は」のように、裏返してある表地を縫い合わせ
先ほど作った芯を乗せて、待ち針でとめてから縫いつけます。
(縫いつけ方は波型の点線ですが、表地一枚に芯を縫い付ける)
☆この部分は、本に書いてある通りに記載しましたが
先に芯を縫い付けてから、表地を縫い合わせたほうが楽だと思います。

芯ごと表に返して、両端はくけ縫いして綴じ合わせます。


以上です~。







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